農学部の就職が悪い件について、都内国立大生が語る【解決策あり】

KOYA@ソリンドです。

都内国立の農学部出身で、院試も就活もしました。

 

ネット上だと、「農学部の就職は悪い」と言われているので、その件について、僕の経験談を出しつつ、リアルな現状をお伝えします。

 

要点を先にまとめると、下記です。

 

記事の内容

 

  • 公務員になる人は多いけど、それは自力の努力でなってます
  • 「農学部が就職に有利になる」ことはありません
  • 業種を変えると、むしろ不利なので、院進学はやめました

 

 

ここを掘り下げます。

 

就活生向けの動画講義はこちら

 

コロナの影響を受ける就活生向けの動画はこちら

 

ブログ運用のスポットコンサル

「農学部の就職は悪い」といわれる件について

農学部の就職が悪い件について、都内国立大生が語る

 

理系ではあり、農学部全体として、大学入試で入るのは難しいです。

ですが、工学部みたいには、優遇されません。

 

農学部の就職が悪いのは、当たり前です

 

農学部とは、林業、林産、生態系保全、獣医、バイオ、食品、農業、畜産などが含まれますが、業種柄利益率が高くありません。

 

一方で、工学部だと、大きくお金が動く機械系であったり、利益率の高いIT系の仕事が含まれます。

 

また、医学系も、お医者さんなので、高単価です。

 

なので、バイオ系はまだしも、農学部全体としてみてしまうと、単価は低くなります。

 

農学部生の就職先にはどんなところがあるのか

 

まとめてみましょう。

 

 

  • 林業・林産系や生態系保全:環境省、国土交通省、地方公務員、林業系の会社、研究職
  • バイオや食品:食品会社、研究職
  • 獣医:獣医
  • 農業や畜産:農水省、農業や畜産に従事する会社、研究職

 

 

ほかにもあると思いますが、ざっくり上記のとおり。

公務員が一部いて、一部は院進学し研究者を目指す感じ。

 

その他の3割くらいの人は、文系でもできる仕事に進んでいます。

 

※超例外で、僕はスキルがあったので、WEB系企業に進みました。

 

農学部生の就職先は、公務員が多いです

 

学部生の進路として、1~3割くらいですかね。

 

農業や林業系の公務員を目指すのなら、農学部は「最高の環境」でして、大学で学べる学問をきっちり習得すればいけますよ。

 

ですが、7~9割の人は別の道に進みます。

 

農学部生の就職先として、関連分野に進む人も多い

 

林業、林産、生態系保全、獣医、バイオ、食品、農業、畜産、、と学科に依ってしまうのですが、公務員でなくても、関連ジャンルの就職先に進む人も多いです。3割くらい。

 

この道を選んだ人も、農学部でよかったですよね。

 

林業・林産系は公務員が多いけど、バイオ系や畜産、獣医系はこっちが多い。

 

農学部生の就職先として、営業職もある

 

これだと、文系と一緒になります。

農学部にいたメリットが消えるものの、文系就職する人もいます。

 

農学部生は、意外と院進学もします

 

大学や学科にもよるので、1~6割くらいです。

 

バイオ系は研究職志望が多いので、院進学が多いです。

獣医はもともと6年生です。

 

それ以外の学科だと、5割に満たないかと。

 

農学部生が院進学するメリットはあるのか?

 

研究職に進みたい場合や、候補に入れたい場合は、ありだと思います。

 

ですが、「給料がいいから」という考えは安直。

 

大卒平均の初任給が21万、院卒平均が23万ですが、これは「大卒3年目に合わせている」だけでして、実質は働ける年数が減るので、「生涯年収は下がる」という結果になります。

 

さらに、近年だと副業もできるので、たかだか2万円のために院行くのは愚かかと。

 

お金のための院進学なら、副業した方がいい

 

研究室で精神崩壊しないためにすべきこと【アウトプットが鍵でした】」という記事にて紹介したのですが、院は精神的に病む恐れがあります。

 

なので、もしあなたがお金目当てなら、よっぽどブログでも書いた方がいいと思います。僕はブログで月に10万円ほど発生しています。

» WordPress(ブログ)の作り方をわかりやすく解説【真似するだけでOK】

※ブログに広告貼って、広告費を得ています。この記事もそうです。

 

ただし、公務員や大手は副業できないかも

 

副業というと、ブログやアフィリエイト、SNSマーケティング、プログラミング、ユーチューブ、動画編集、WEBライターなどがあります。

 

ブランディングとして、SNSは有用ツールなのですが、組織の不利益になるようなことを書くかもしれませんよね。

 

なので、公務員や大手だと「副業禁止」あるいは、個人ブランディングのない、「投資や資産運用だけ」とかになるかもです。

 

農学部の就職に推薦はあるのか

 

ないと思います。

少なくとも、僕は都内国立大学ですが、聞いたこともないし、周りで使っている人も見ません。

 

これは経歴の長く、わりと業界では名の通っている教授の研究室でもです。

 

もちろん、研究の過程でコネができることはあるかもしれませんが、「農学部だから推薦がもらえる」というのは、幻想ですね。

 

いうまでもなく、公務員には大学からの推薦なんてありませんからね。

 

農学部は就職悪いので、自分から動き出そう

農学部の就職が悪い件について、都内国立大生が語る

 

それでも農学部に進んでしまったあなた。

いいところですよ。僕も何一つ後悔なしで、最高の学生生活でした。

 

ですが、就職先は自力で確保です。

 

就活では、自分の「ウリ」を明らかにしよう

 

就活は営業です。

「あなたを雇うメリット」がないと、あなたを雇う必要がありません。

 

「あなた」という名の商品を、「僕を雇ったらこんないいことがありますよ~~」って企業に営業するわけです。

 

なので、以下2つは必須。

 

 

  • あなたを雇うことで、会社が得られるメリット
  • あなたの目指す未来が会社と合っていること

 

 

もう少し、掘り下げますね。

 

あなたを雇うことで、会社が得られるメリット

 

あなたはどんなことができるのかを、スキルや実績を根拠にアピールしましょう。

 

スキルや実績があれば、「じゃあ、うちで雇ったらこんなことができるのね」と「一緒に働くイメージ」が湧きます。

 

「一緒に働くイメージ」がカギで、これがあると就活で圧倒的有利です。

 

あなたの目指す未来が会社と合っていること

 

会社には、「経営理念」があります。

 

「人と人をつなげる」であったり、「個人の自己実現を最大化する」なり、会社によって様々ですが、その目標に向かって会社は動いています。

 

なので、その方向性とあなたの目指す未来が一致していることを示すのは必須。

 

就活では、小手先のテクニックよりも大切なことがある

 

要は、「相手目線になれ」ということです。ビジネスの鉄則。

 

この場合、「相手」とは面接している企業ですよ。

 

髪の色とか、スーツの身だしなみとか、バッグとか、そういうのも大切かもですが、「会社で使えるか?」の方が重要ですよね。

 

就活ノウハウとか講演会とか行かなくていいので、本質を確認しましょう。

 

僕はここに集中していたので、卒業間際の4年生の2月からでも就活完了できました。上場企業含む2社から内定をいただくことができました。

 

さらに、履歴書も出していないし、私服でリュックです。中身の方が大切なので。

※このあたりの話は、「就活で「スーツを着ない」という選択肢もあるという話【内定した】」という記事にて詳しく書いています。

 

農学部の就活は不利なので、仲間を作ろう

 

公務員を受けられる方はいらないのですが、一般企業を受けるのなら情報収集が必要です。

 

とはいっても、あなたはそんな情報網をもっていないですよね。調べるのも時間が膨大なので、時間かけすぎもナンセンス。

 

そこで僕は、「就職エージェント」の使用を推奨します。

 

マイナビとかリクナビが有名だと思うのですが、あれは自分から情報を取りに行かないと無理です。

 

エージェントは「あなたに合った、あなたが最短で受かりそうな企業」を、場合によっては非公開求人を出しつつ、提案してくれます。

 

僕は、「キャリアチケット」という就職エージェントを使ったのですが、無料で面談だけでなく、LINEのチャットや電話、ビデオ通話の相面接対策までしてもらえました。

 

※紹介先企業からお金とっているので、学生は無料でつかえます。エージェントの成果発生は「紹介時」なので、内定承諾を強要されることもありません。なので、安心かと。

 

僕が絶体絶命の状況から1ヶ月で就活完了できたのは、エージェントのサポートあってこそです。あなたも登録して、1回無料面談しておきましょう。

 

あとは、「就活ノート」も今日から使えるノウハウがあったので、おすすめです。

 

というわけで、今回は以上にします。

 

農学部でも、自分から動けば余裕で内定取れるので、仕掛けていってください。

 

エージェント、怪しかったらこっちもどうぞ。使わないのは情報弱者だと思ってますが、、。

» キャリアチケットの評判を、実際に使った僕が解説【ステマなしに神】

 

就活生向けの動画講義はこちら

 

コロナの影響を受ける就活生向けの動画はこちら

 

 

 

関連記事

ブログ学習のまとめ記事・コミュニティのお知らせ