「大学行く意味ない説」を都内国立大生が論破する【他責はよくない】

こんにちは、KOYA@ソリンドです。

都内国立大理系出身のブロガーで、最近顔出ししつつYouTubeもやっています。

 

先日に、下記のような動画を公開しました。

 

「大学行く意味ない説」に異議申す!

 

今回は、この動画でお話しした内容をもう少し掘り下げて、記事にしていきます。

 

結論としては、あなたもこの記事を読んでいる段階で「大学を辞めないほうがいい人」なんじゃないかと思います。

記事を読みつつ、「なんで?」を解消していってください。

 

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「大学に行く意味がない派」の理由

ツイッターのネタは、「努力のメモ帳」でいきましょう

 

まず、論破していくにあたって、なんで2019年現在においてSNS上で「大学は行く意味ないね」と言われるようになったか、理由を見ていきましょう。

 

「大学に行く=将来安泰」ではなくなったから

 

昭和時代だと、「大卒=レアな人材」だったので、希少価値がありました。

戦後でお金のない家庭も多かったですし、大卒の方が少なかったです。


一方で、平成の終わり〜令和になって、会う人会う人みんな大卒になりました。希少価値なんてありません。

 

しかも、早稲田生でも女の子に飲ませる酒に薬を入れるような学生がいたりして、社会的な信頼も落ちました。

いまだと、東大卒でAV男優になる人とかもいるので、それが悪いとは言わないものの、ピンキリですね。


大学行っても遊びほけてる学生も多いので、「大卒=使える人材」とも言えなくなりました。

その結果、「大卒=将来安泰」ではなくなり、これが一つの「大学行く意味ない説」につながっています。

 

ただ、そんなこともう分かりきってるじゃないですか。

 

あなたはまだ「大卒切符」欲しさに大学行こうとしてるんですかね。

僕が大学で得たものは、もっと別なところにあります。

 

大学に行くことでかかる費用は回収できるのか

 

投資対象としての価値ですね。

 

これは、「あなたが大学をどこまで有効活用できたか」次第だと思います。

 

私立理系で年間180万円払っても、それに見合う濃さの日々と成長・実績を作れれば、別に高くない投資になると思います。

 

つまり、そのあとに起こった「結果次第」で変わるでしょうね。

でも、結果を望むものにしたいのなら、努力する必要はあります。

 

でも、のほほんとしてたら無理でしょうね。

身の回りに起こる結果すべてを「自分の責任」だと考えて、常に自分を改善しつつ生きていく必要があります。

 

大学に行かないとできないことが減った


ホリエモンとか、イケダハヤトさんが言うことで、「YouTubeで今なら独学できる」という理論があります。

 

ちなみに、これに関しては、僕も同意です。

ぶっちゃけ、勉強するだけならYouTubeで十分でしょう。

 

大学受験の予備校の存在意義とかも同じで、独学できる人ならネットの教材で十分ですよね。

 

僕自身も、大学院入試のTOEICはオンラインの英語アプリで済ませました。
» TOEICを一週間前から100点あげた勉強法【ほぼ無勉で600】

 

けれども、オンライン教材にはないものが学び舎にはあるんですよ。

 

それが「同志」です。

学生生活で会う人物一人一人の価値観と触れつつ、僕らは自分を見つけていきます。

 

そういった意味で、「大人になるための環境」として大学は機能していると思います。

 

まぁ、こういうと確かに「勉強するための場所」としての価値でない部分で僕は大学を評価していることになるんですけれどね。そこは認めておきます。

 

なお、理系の場合は、研究が学生生活後半のメインであり、研究は大学じゃないとさすがに無理です。

 

大学での学びは将来の役に立つのか

 

言ってしまうと、大学での学びがそのまま社会に出て役立つ学生の方が少ないですよ。

 

工学部で習うようなC言語を習得したって、C言語使うような組み込み系エンジニアになる人は少数派でしょう。多くはたぶん、直接C言語を使わない仕事をしていると思います。

 

僕も、外来種対策を卒論テーマとしてやりましたが、就職先で外来種対策をやる予定はありません。
それでもいいんですよ。

 

僕らは美容師になりたくて美容の専門学校に行ったのではありません。

専門技能を習得することを目的としたなら、専門学校やプログラミングスクールでよかったですよね。

 

大学で得たものは、能動的態度と忍耐力と論理的思考力です

抽象的でよくわからなかったらすいません。


でも、僕が都内国立大学理系で過ごした4年間で得た力は、能動的な態度と忍耐力と論理的思考力です。

 

まず、大学は高校までの先生みたいな人はいないので、「なんの講義をとるか」、「何年で卒業するか」、「どの研究室に行くか」、「就職するか、大学院に進学するか」そのすべてを自分で決定しなくてはいけません。

 

講義をサボっても誰にも何にも言われないし、研究室にもコアタイムはありません。自由です。

だからこそ、サボろうと思えばどこまでもダメになれるし、成長しようと思えば、どこまでも濃い1年を過ごせます。

 

そういう場所です。

僕は成長したかったので、体育会のテニス部と学科で一番キツそうな研究室に入りました。

 

結果、どちらも手が抜けなさすぎて消耗しましたが、たぶん他の人より強い忍耐力を得ました。

その成果は、ブログを複数サイト合わせて340記事ほど生産できた忍耐力・継続力にもいきたし、そこからの収益によって、バイト排除もできました。

 

大学生がネットで稼ぐと、バイトを排除できます

 

研究室では、「みんなが言うから」とかは通用せず、「どこに書いてあって、その情報はどういった根拠で示されていて、それは信用に足るものか?」ということをいつも詰められました。

 

この訓練によって、「疑う力」がついたし、世の中がうわべだけで中身のない美辞麗句にあふれていることも知りました。

 

こういった力を、僕は大学で得た力だと思っています。

 

もちろん、ヘラヘラチャラチャラと大学生活を過ごしたら得られない力なので、僕は大学に行けば必ずこういった力を得られるとは思っていません。

けれども、過ごし方次第では、大学生活を通して自分をアップデートできるわけです。

 

大学に行く意味は本当にないのか

東南アジア旅行に行けば、英語力は伸びるのか

 

「大学行く意味ない」はポジショントーク

 

先ほども言いましたが、「大学行く意味ない説」を唱えているのは堀江さんやイケハヤさんです。
でも、あなたは知っていましたか。


「学歴いらない」って言ってる人ほど高学歴な成功者である事実を。

 

 

  • 堀江さん:東大文系中退
  • イケハヤさん:早稲田卒

 


勉強できた人だからこそ、「勉強する場所」という価値で大学を測るならば「非効率」であることに気づいてしまうんですよね。

 

僕も、教えるのが上手くない大学の教授の講義を受けるんだったら、自分で参考書やる方が効率的だとは思います。

なので、ある意味で、堀江さんとかイケハヤさんの論理には同意です。

 

しかし、「勉強する場所」以外の点で、僕は大学で過ごす時間を持つことに意義を感じています。

 

大卒は人生の保険です

 

社会的に信頼されますから。

 

たしかに、大卒なんてピンキリです。

僕はわりと大学での4年間頑張った自信がありますが、遊びほけていても同じ学科出れます。

 

でも、そんなことは外の人間からはわからないですよね。

なので、初見の人に手っ取り早く信頼してもらいための「ポジションどり」として、大卒切符はいまだに有効だと思います。

 

一般的に就活はまだ大卒前提

 

就活では、いまだ学歴は見られますよね。

 

これは、たくさんの人がエントリーしてきて見きれないので、手っ取り早くフィルターにかけて「ハズレじゃない人材」を面接に残す確率を高めるためでもあります。

 

そして、そういったフィルターとして学歴は機能しています。
» 就活のおすすめサイト6選/新卒向け

 

大学にいる間のモラトリアム期間を通して成長できる

 

必要だったら、「休学」とかもできますし。

基本自由なので、社会的信用を維持しつつ、やりたいことに打ち込める時間を持てる点で、4年間の時間は大きいんじゃないでしょうか。

 

受け身な人だと、いる意味を感じないかも

 

下記のような人だと、せっかくの時間も無駄になってしまいます。

 

 

  • なんとなく日々を過ごしている
  • 没頭してることがない

 

 

こういった方々です。

 

いろんな人と会い、いろんな価値観に触れてみることで、「自分はこういう人みたいになりたいな」というものが見えてくると思うので、僕はバイトとかサークルもやってみるべきだと思います。

 

たしかに、「時間の無駄」ではあるのですが、「選択肢」を広げてくれるので。
» アルバイトがきつい時は秒速で辞めてOKです【理由付きで断言する】

 

まとめ:大学に行く意味は、けっこうあると思うよ

 

学生の肩書きで、社会的信用を4年間得られる(その時間で、色々挑戦できる)といた点で、大学にいる意味はあると思っています。

 

特に、「やりたいことがわからない」というあなたは。

 

逆に、「俺は今コレをやっていて、でももっと突き抜けるためにはとにかく1分1秒が惜しいんだ。大学やってる場合じゃないんだよ」

 

この状態までいった方は大学やめていいと思います。

 

学生時代の堀江さんとかがそういう人でした。

 

なので、「(ホリエモンが言ってるから)大学行く意味ないやろ」とか言っても、しょうもないですね。自分の行動の結果を自分で受け止めつつ、判断していきましょう。

 

ここまでで、記事をおわりにしようと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

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