こういった疑問を解決します。
記事執筆者の情報
- 都内国立大生(理系):内部進学
- 内部進学だけど、優遇はなし
- だいたい2人に1人が落ちる倍率
- 内部生も、ボコボコ落ちる
情報の信頼性が上記になります。
なお、TOEICと専門科目の出来が微妙だったので、面接ゴリ押しでした。
こういった経験を元に、記事を書いていきます。
本記事の内容
- 院試の面接での服装は、スーツが無難です
- 院試の面接でされた質問を再現します
- 院試の面接は、事前に脳内シミュレーションしておけば大丈夫
さっそくみていきましょう(`・ω・´)ゞ
面接は得意なので、意識していることも載せていきます。
大学院入試の面接での服装は、スーツが無難です
院試はだいたい夏の暑い時期にあるにも関わらずです。
院試の面接の服装は、スーツが無難です
ほとんどの大学で、「スーツ指定」とは書いてないでしょう。
つまり、「私服可」です。
しかし、謎の慣習でみんなスーツでくると思います。
僕の場合は、「半袖短パンでくる→試験15分前にスーツに着替える」で乗り切りました。
これで、ジャケットの着用時間は、トータル30分で済みます。
院試の面接で私服はマズイか
「少数派」になるだけで、実際にいました。
しかし、ちゃんと合格しています。
歴代の先輩でも半袖短パンで受かっている方がいるので、合否には関係ないかと。
自分次第ですね。
院試の面接でカバンは必要か
スーツなら、リュックよりはカバンの方が合いますよね。
内部生だったので、研究室にバッグと着替えは置いておきました。そして、手ぶらでも、全く問題なく合格しました。
※受験票とかは、ジャケットのポケットに入れました
院試の面接で髪色が茶髪だとマズイか
僕は4年の頭から黒髪になるように調整していたので、黒髪で受験しましたが、インナーカラー入れてる人もいました。
とはいえ、まったく問題なく合格していたので、外見は関係なしですね。
院試の面接の形式は圧迫面接でした
「学生一人に対して、教員10人くらい」ですね。ガツガツ聞かれますよ。
ただ、僕はYouTubeの自撮りを通してプレゼン力を高めていたので、とくに無問題でした。院試の前に自分でトークを撮影する練習は、効果的なのでおすすめですよ。
ペラペラしゃべる力もスキルです。
» 面接はぶっつけ本番で余裕です
院試の面接時間は15分くらいでした
色々聞かれますが、僕の専攻では「15〜20分くらい」でした。
一方で、同じ大学でも違う専攻の友人は「5分」と言っていたので、ゆるいところはゆるいんですね。
大学院入試の面接でされた質問を再現します
さて、面接シミュレーションしていきましょう。
下記の質問が実際に僕がされた質問で、他の内部生に聞いても同じだったようです。
思うに「院試の面接で聞けること」ってパターンが限られていると思うので、事前対策がバッチリできますね。
スマホを壁にでも立てかけて、記事を読みつつ、「自分なら本番こう答えるぞ」をトークしてみましょう。ユーチューバー式練習法です。
院試の面接では、まず自己紹介が求められる
内部生なんだから、教員たちもみんな顔を知っているのに、改めて、「出身大学と学部学科を言ってください。」とか言ってきます。
笑わない程度に、前を向いて、ハキハキしゃべりましょう。
「学部時代はどんな研究をしているか」が聞かれる
確実に聞かれますよね。
ただ、指導教官以外はあなたの研究に詳しくないと思うので、「どんな分野で、どんな意義がある研究」なのか、論理的に答えていきたいです。
面接官は、あなたの見た目は見ていませんが、「あなたの思考回路」はかなり見ていますよ。
「学部時代の研究でどんなことが得られたか」が聞かれる
これも素直に答えればいいですが、質問者側の立場になって考えることも大切です。
研究者からすれば、研究を通してどうあなたが変化したと伝えられたら嬉しいですかね。
僕は、自分の指導教官がかなりロジックを重視する人だったので、「論理的に物事を考えるようになって、そのおかげで『疑う力』が身についた」と答えました。
これだけでも十分だと思うのですが、僕はさらに、「宝くじが当たらないのは、当たり前です」で書いた記事の内容を伝えました。
具体例として、僕が補足したこと
- 宝くじで億万長者になりたいと思ったが、来年交通事故に遭って事故死するより、ジャンボを当てる方が300倍難しいと計算の結果わかりました。このように、意思決定に根拠を持てるようになったという話
- 指導教員のアドバイスに対して、前は素直にすべて「YES」というだけだったけど、最近は数字で見せつつ自分の意見を論理的に通せるように変わったこと
この2つを僕は具体例としてペラペラと話しました。
一方的にしゃべりまくりでしたが、TOEICの点数が歴代最低で、かつ筆記も微妙という出来なのに面接力で合格ラインまで引き上げられたらしかったので、よかったです。
たぶん、受け身に「良い子」するよりも、論理的だけど主体性のある人の方がウケがよいと思います。
学部時代の研究については、盛り下げて聞かれる
話を戻すと、卒論の内容についてしゃべるので、それの社会的意義とか聞かれます。
なので、卒論のイントロをしっかりと事前に指導教員と作り込んでおくことが、何気に一番の対策になりますね。
「大学院に進学したら、どんな研究をしたいか」も聞かれる
大学院は研究をするところ、なので、絶対聞かれる質問ですよね。
僕の場合は、卒論をやっているときに気づいたアイデアを掘り下げた内容の話をしました。ただ、これは具体性がほしい。
ハッタリでも良いので、なるべく明確にプランを考えておきましょう。
大学院に進学した後の進路について、質問される
これも、1%でもその可能性があればいいので、具体的に言いましょう。
大学院での学びは、その進路にどう生かされるのか聞かれる
ちょっと掘り下げてきた質問ですが、これくらいの質問はされます。
このように、研究者志望じゃない場合は、希望の進路とマッチした論理展開を求められます。
僕は院試の面接対策を当日の電車の中から開始したのですが、わりと脳内シミュレーションどおりにここまでの質問がきました。
一つだけ意味不明な質問もされたので、それを最後に載せます。
TOEICや専門科目の出来について、突っ込まれる
まぁ、僕の専門科目の出来が悪かったので、「昨日の筆記試験についてどう思いますか?」と質問されてしまいました。
これは返しに困りましたが、、まぁ過ぎた話なので、「これが実力です」とか言いました。
院試の面接は、事前に脳内シミュレーションしておけば大丈夫
あなたが本番力高めな方なら、この記事の後は脳内シミュレーションだけで余裕かと思います。
落ちる人は、面接というよりもTOEICや筆記でやらかすので。
面接官は質問したあとは、うんともすんとも言わないので、スマホに向かって話しているのと同じ感覚になります。無反応慣れを作るために、YouTuberしましょう。
※動画をネットにアップする必要はないです。自分でみて改善点を見つけられたら十分
院試の面接で答えられなくなったら
この記事だけで面接対策の知識は十分ですが、あんまりずっと喋っていると、「自分が何しているんだかわからなくなる」ということはありますよね。
その場合は、本番中でも、少し間を置いて深呼吸しましょう。
院試の面接は、ボロボロでも合格しているもの
やるだけやってみても、終わってみれば「うわああああ。やっちまったーー」と思うでしょう。まぁ、大丈夫です。ぶっちゃけ、面接はそんなに重要じゃないので。
あなたの思考回路に問題があったり、途中で会話できなくなったりしない限りは面接が原因で落ちることはないでしょう。
「TOEICを一週間前から100点あげた勉強法【ほぼ無勉で600】」を読みつつ、英語学習だけは早めで、毎日2分でもやっておきましょう。こっちがマジで重要なので。