WEB系企業に新卒で入った方法【学歴不要/独学の努力は必要】

KOYAです。

農学部出身ですが、WEB系企業に新卒入社しました。

 

今後、WEB系企業を就活で受ける人もいると思うので、知見共有をします。

 

 

✅WEB系企業に新卒で入るためにしておくべきこと

①その会社の情報収集
②どういう人がいるのかの把握
③自分の武器となるスキルを磨く
④スキルの証明となる実績をつくる
⑤起業やインターンで現場経験があるとなおよい
⑥マネジメント経験があるとさらにすごい

これらの要素が基準かなと思いました

 

個人的にはこういった要素を準備しておくと、就活対策になると思いました。

 

エンジニア職希望だったら、ポートフォリオ。

マーケティング職だったら、実際に現場で何をできたのかの実績を語れたら強いです。

 

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WEB系企業に新卒で入るために行ったこと

WEB系企業に新卒で入った方法

 

はじめに、WEB系企業の就活にあたって「しておいてほしい」ことをまとめておきます。

 

会社選び・会社の情報収集

 

情報収集は必須。

 

最低限、自分が受ける会社のことは知ってから受けた方がいいです。

その方が、採用側も志望者も時間の無駄になりません。

 

興味ある会社のブログを読んでたら、「この会社いいなぁ」か「この会社は合わなそうだな」とか、わかってくると思います。

 

 

 

  • 会社の商品やどういう職種がいるのかを把握
  • 会社規模や今後目指している目標を把握
  • 会社のブログは30記事は読んでおく
  • YouTubeがあるなら、それも見る
  • 社長や社員のツイートを10人分ほど見て、「見てる景色」を把握

 

 

このあたりの情報を集めてから、就活に臨むと、空気感も合うと思います。

 

ビジョンや社員の雰囲気を知る

 

会社によって、ビジョンや社員の雰囲気はめちゃ違います。

例として、僕が就活で受けた会社を出しておきますね。以下の通り。

 

 

 

  • 大手IT人材会社:綺麗な高級タワマンオフィス。残業量は中くらい。人数も多く、分業も進み、意識はまぁまぁ。
  • ITスタートアップ(2年目):ワンフロアオフィス。内輪感の強い雰囲気。社長と気が合わないとキツそう。
  • エンジニア中心の上場企業:古めのオフィス徹底した教育制度。安定してそうだが、ベルトコンベア式人生の完成。
  • 人材系ベンチャー(10年目):小さめオフィス。少人数で社長の目が隅々まで届く環境。社長の人柄が神。しかし、自由度は少なそう
  • WEB系ベンチャー(6年目):小さめオフィス。完全成果報酬型給料。体育会系ゴリゴリ。ビジョンは謎。ゴリゴリ。
  • WEB系ベンチャー(20年目):おしゃれビル。しかし、フルリモート可能。社長は怖いが、責任ある自由を尊重してくれる。社員の会社愛と主体的態度が強い

 

 

例として5、6社上げましたが、僕が就活しただけでも、これくらい違いました。

「どこ行っても同じ」ということは決してないです。

 

なので、気持ち悪がられる勢いで、会社のことは調べておいて損しないです。

 

自分の武器となるスキルを磨く

 

志望動機だけ強くても、会社の役に立てない人材だと採用されません。

あなたの武器は何ですか?どのように、会社の売り上げ向上に寄与しますか?

 

 

 

  • 営業力に自信があり、大型クライアントから案件をどうにか引っ張ってこれる
  • プログラミングに自信があり、新規事業のサービス作りはお任せ
  • デザインに自信があり、会社のブランディングはお任せ
  • ブログ運営に自信があり、会社ブログのSEO対策、ブランディングはお任せ
  • 経理に自信があり、お金関係の書類は一手に引き受け可能

 

 

例えばですが、このように「自分の武器」がはっきりしていた方が、会社で席がありそうです。

 

スキルの証明となる実績をつくる

 

ただし、「私は営業が得意です!」といっても、「でも、実はインターンもしたことないですし、実際にはえいぎょうしたことがありません、、」だとしたら、説得力0ですよね。

 

なので、自分の武器の品質を客観的に証明する「数字」が必要です。

 

 

 

  • 営業力に自信があり、大型クライアントから案件をどうにか引っ張ってこれる
    :学生時代のインターンにて、支店の歴代テレアポ営業記録を塗り替えた
  • プログラミングに自信があり、新規事業のサービス作りはお任せ
    :インターンしていたA社のこのサービスのコーディングは、僕が行いました
  • デザインに自信があり、会社のブランディングはお任せ
    :プログライング言語はHTML、CSS、PHP、JavaScript、Rubyがわかり、開発の経験もあります
  • ブログ運営に自信があり、会社ブログのSEO対策、ブランディングはお任せ
    :自分でブログ運営していて、このキーワードリストですべて検索1位を獲得しました
  • 経理に自信があり、お金関係の書類は一手に引き受け可能
    :B社の会計をインターン時代経験していました

 

 

上記のとおり。

一気に説得力が増しますよね。

 

この「武器作りとそれを証明する実績作り」こそが、就活対策の本質です。

 

WEB系企業に新卒で就活する上で知っておきたい就活ノウハウ

WEB系企業に新卒で入った方法

 

少し具体的な話にもっていきます。

 

就活では何社受けたのか

 

結論からいうと、10社ほど受けた方がいいと思います。

僕は5〜6社見て、3〜4社受けたのですが、これは少なめで、不安になると思います。

 

かといって、50社受ければいいというわけではありません。

 

30社とか、50社受ける状態の人は、むしろ「自分の強みがない」状態だと思います。

 

その場合、やるべき就活対策は面接ではなく、「自分の武器作り&それを証明する実績作り」です。

 

インターンは行った方がいいのか 

 

「自分の武器発見&実績作り」のために、インターンには行った方がいいです。

 

とくに、「自分の強みがわからない」という人ほど、行っておいた方がいいです。発見できるかもしれないので。

 

僕も、偉そうなことを書いているのですが、学生時代は内定取るまでインターンをしていませんでした。

インターンしていなかったからこそ、今回書いているようなことに気づくまでに時間がかかってしまいました。

 

起業経験があると魅力的

 

先ほど、実績部分の例を書きましたが、インターンアピールが多いですよね。

学生時代のインターンは、「自分の武器作り」として有能です。

 

ですが、それ以上に経験値として大きいのが「起業経験」。

 

雇われる側ではなく、自分が仕掛ける側に完全に回るので、見えている景色が変わると思います。

マネジメント経験があるとさらにすごい

 

また、「人をマネジメントできる」というのも、立派なスキルになります。

とくに、起業したり、新規事業を社内で担当する際、マネジメント力が求められます。

 

僕は、ブロガー出身だったので、スタートアップにいたときはマネジメント力がなく、自分に驚きました。

 

マネジメント力があれば、仕事を適切に振って、チームでアウトプットを最大化できるので、この能力はつけたいところです。

 

なので、学生時代にマネジメント力を身につけられると、就活でも高い評価を受けると思います。

 

大学院に行く必要はあるか

 

大学院は不要です。

 

大学院に行って、あなたの武器が増えますか?実績が増えますか?

 

大学院に行って生まれた時間でインターンなどできるのであればいいですが、研究が忙しいと思います。

 

結局は、「問題の先延ばし」になっているかと。目指す方向性が違いますよね。

» 関連動画:大学院は無駄です【決められない進路にモヤモヤする大学生へ】

» 関連記事:大学院への進学をやめることを考えているあなたへ

 

内定が出ない時の対処法

 

内定がなかなか取れない時は、あなたに合った会社に出会えていないからかもしれません。

そういうときは、就職エージェントを使った方がいいです。

 

というと、怪しく聞こえるかもですが、僕自身は就職エージェントを使いました。

 

そして、素晴らしい会社に出会い、そこの内定をいただきました。

結局、もう一つ内定でていた方の会社に入ったのですが、心の余裕や経験として大きかったです。社長も素晴らしい人格をお持ちの方でした。

 

僕も使ったキャリアチケットさんの紹介記事も置いておきます。

» キャリアチケットの評判を、実際に使った僕が解説【ステマなしに神】

 

WEB系企業は通年採用している会社もある

 

あと、会社によっては通年採用しています。

僕は、大学卒業の2ヶ月前から就活しました。※厳密には4年の10月に1回挑戦して、諦めた。

 

そして、内定を得た2社のうち、就職エージェントで非公開求人をいただいたのが1件。もう1社は自分で公式HPから申し込んだのが1件でした。

 

なので、1月とか2月に就職しています。

 

ふつうのマイナビとかリクナビには案件がなくても、自分で申し込んだり、エージェント経由だとおいしいところがあったりするので、お試ししていただければと思います。

 

面接の受け答えがうまくできない時の対処法

 

自分の熱量や「伝えたい思い」があればどうにかなると思ったりはします。

とはいえ、それだと解決策にならないので、僕が面接対策として意識していたことを書いておきます。

 

 

 

  • 相手目線
  • どうやったら会社にとって有益になれるか
  • どうやったら会社がほしいと思ってもらえるか

 

 

こういったことを考えていました。

ようするに、「相手目線」です。

 

プログラミング未経験でWEB系企業にエンジニア就職できるか

 

正直キツいと思います。

というのも、未経験の人を雇ったら、会社は教育コストがかかるので。

 

そのうえ、あなたの競合になる他の就活生はコーディングできる人もいるはず。

 

なので、未経験の場合、最低でもプログラミングスクールを受講した方がいいです。

 

そしたら、就活時に「プログライング言語はHTML、CSS、PHP、JavaScript、Rubyがわかります。ポートフォリオとして、このサイトをつくりました。」みたいなアピールができるようになります。

» TechAcademy [テックアカデミー]

 

※過去記事の「大学生がプログラミングすると、就職先が広がります【最強のスキル】」でも深掘りしています。

 

マーケティング未経験でWEB系企業にマーケター就職できるか

 

こちらは難しいかなと思いました。

 

ブロガーが就活・転職するなら、WEBマーケティング会社です」という記事で触れたのですが、経験があればWEBマーケティングを武器にしている企業に就職するのは可能です。

 

僕も「ブログ経験をもとに会社のHPのSEO対策ができる」で押し切りました。

 

ですが、インターン経験をしていなかったので、実務経験がなく、そこが弱かったです。

インターンはしておくのが吉です。

» 関連記事:アフィリエイトは就活でアピールに使えます【経験談/WEB系会社】

 

WEB系企業に新卒入社する上で知っておきたい業界情報

WEB系企業に新卒で入った方法

 

WEB系企業に新卒で入社したいあなたに向けて、業界情報もシェアします。

 

WEB系企業は変化の激しい業界です

 

IT領域なので、変化が激しいです。

テクノロジーが進歩して、人手が不要になることもあります。

 

なので、生き残るためには「会社にしがみつく」のではなく、「スキルを捨てて、乗り換えていく」くらいの気持ちが必要です。

 

変化に適応することが、生き残り戦略です。

 

WEB系企業は給料は高めです

 

業界としてITは伸びているので、高単価です。

公務員が月給20〜22万円であるところ、月給25〜30万円だったりします。

 

※ただし、IT系はボーナスや退職金の分も額面報酬に入れていることも多いので、厳密にはどこまで「ちょい高め」くらいだと思います。外資や商社、銀行にはかないません。

 

WEB系企業は自由だけど、実力社会です

 

WEB系企業は服装自由、働く場所も会社によっては自由だったりします。

若い人でも有能なら仕事が来ますし、歳をとっても無能だとおいていかれます。

 

場合によっては放置され、社内ニートになる恐れさえあります。

 

最近は、社員の業務委託化(フリーランス化)も進んでいるので、会社との付き合いも緩くなってきています。

なので、常に「自分の市場価値を高める努力」が求められる、厳しい業界です。

 

WEB系企業は歳とってきたら心配です

 

というわけで、歳をとって学習能力が衰えたり、老眼になってきたら怖い業界です。

 

※僕もドライアイなので、心配です。早めに人生攻め切る短期決戦にします。

 

WEB系企業の新卒入社はこんな人におすすめです

WEB系企業に新卒で入った方法

 

少しおどしもはいりましたが、WEB系企業はこんな人におすすめです。特徴をまとめます。

 

 

 

  • スキルを独学でも学べる人
  • 緊張感をもって毎日を行きたい人
  • 独立・起業したいと思っている人
  • 世の中のトレンドを把握したい人
  • 個人で副業して稼ぎたい人
  • 電車通勤したくない人
  • 場所や時間に縛られたくない人
  • 会社の無駄が好きじゃない人

 

 

最後にサクッと、見ていきましょう。

 

スキルを独学でも学べる人

 

自分で学べる人は、必要に応じて自力で市場価値を高められるので、WEB系でやっていけると思います。

 

「誰かに教わらないと無理」な人だと厳しいです。

 

あるいは、可愛い顔して、誰かに「教えてもらう能力がある」人なら問題なし。

 

どんどん成長しましょう。

 

緊張感持って毎日を生きたい人

 

定年まで働くのは難しいので、短期で稼ぎきって、資産運用する生き方になると思います。

なので、焦りは感じますね。

 

それでもいから、濃く太く生きたい方に良いかなと思います。

 

将来は独立して起業したいと考えている人

 

「将来起業したい」と思っている人には、この上ないメリットだと思います。

マーケティングや経営、商品開発が間近で見られるからです。

 

会社でノウハウを得て、独立してベンチャー企業で挑戦しましょう。

 

世の中のトレンドを知りたい人

 

変化に波乗っていかないと沈没するので、トレンドに敏感になります。

なので、世の中のトレンドを知りたい人にもおすすめ。

 

個人で副業して稼ぎたい人

 

WEB系企業は副業OKの会社が多いので、個人で副業したい人には超おすすめです。

 

WEBマーケティング知識は、特に個人の副業にも転用できます。

 

さらに、個人の活動で得た知見が本業にも生きることが多いので、「本業と副業の掛け算」的にレベルアップできます。

 

電車で通勤したくない人

 

リモートワーク可能な職場もWEB系には多いです。

とくにエンジニア職だと、在宅多い印象です。

 

電車通勤はストレスを感じやすいと思います。

僕は電車が嫌で、かつ田舎に暮らしたかったので、リモートワーク可能な会社に就職しました。

» リモートワークで地方暮らしは、PC1台で達成可能【IT会社員です】

 

なお、電車が嫌すぎて、過去にこんな記事も書いていました。

» 【電車が嫌いな理由】満員と優先席のストレスから解放されるために

 

会社の無駄が好きじゃない人

 

無駄よりも効率が好きな人は、向いていると思います。

 

特に、「年功序列なんて呑気なこと待ってられない。人生は3年で変わる」などと考えている人は、超向いていると思います。

 

僕は、この1年間で月の総収入が3〜10万円→40〜45万円ほどに上がったので、1年でも人生変わると思っています。

 

変化が早いので、変化に適応できる人にWEB系はおすすめ

 

変化についていかないといけなくて、正直大変です。

時間ではなくアウトプットで評価されるので、サボることもできません。

 

ですが、「正々堂々戦って、自分の市場価値を高めよう。チャンスの波がきたら、乗っかろう」という意識で働ける人にはこの上なく、向いている業種だと思います。

 

WEB系企業の新卒入社に向けて、エンジニアだったらTechAcademy、マーケターだったらインターン申し込みから始めてみましょう。

今回の記事を読んで行動にもうつせたら、結果もより良いものになると思います。応援しています。

 

 

 

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