KOYAです。
ブログ運営で稼いでいる個人ブロガーだったり、企業のブログ担当者は気になるところだと思うので、解説します。
ブログにオピニオン記事を書いても、残念ながら稼げません。理由は「商品を売ってないから」からで、ファンにはウケても、直接的には売り上げ貢献にはなりづらい。基本的には、読者に行動を促さないと厳しいです。これは個人でも、企業でも同じです。ただ、影響力ある人は関係構築におすすめだったり。
— KOYA April 18, 2020
ブログにオピニオン記事を書いても、残念ながら稼げません。理由は「商品を売ってないから」からで、ファンにはウケても、直接的には売り上げ貢献にはなりづらい。基本的には、読者に行動を促さないと厳しいです。これは個人でも、企業でも同じです。ただ、影響力ある人は関係構築におすすめだったり。
今回は、上記のオピニオン記事について、WEB系企業のSEO担当者であり、現在2社のWEBマーケティングに携わっている僕が解説します。
個人でも、月6桁の副業売り上げを出しています。情報の信頼性のために実績提示しました。
ブログのオピニオン記事が稼げない理由【企業のSEO担当者が語る】
個人ブロガーでも稼ぎづらいと思うし、企業でも費用対効果が薄いかもです。
ブログで稼げる理由
簡単にいうと、「商品の購買に結び付けているから」です。
なので、商品がない人や、商品の購買に結び付けない記事やサイトは、収益につながりません。
ブログで稼ぐ仕組みの例
- テニス記事を書いて、ラケットを売る
- 筋トレ記事を書いて、プロテインを売る
- ピアノの記事を書いて、個別レッスンを受注
- プログラミング記事を書いて、プログラミングスクールを紹介
- オンライン配信で塾経営をする方法を解説して、ノウハウを販売
- オンライン就活のコツを解説して、オンライン就活のサービスに誘導 など。
上記のとおり。
前半で何らかの価値提供をして、後半で商品があります。
シンプルに、この型にあてはまるサイトを作れれば、個人だろうと法人だろうと売り上げの伸びにつながります。
あとは、購入数と単価の問題で、自分の商品を売れるほうが中抜きが少なくなり、稼げます。
ブログ記事を書いても売り上げ向上につながらないサイトの特徴
単純に、上記と逆のことをしている場合は収益に結びつきません。
そして、収益と結びつかないならば、活動が続きません。
稼げないブログがやりがちなこと
- ゴルフ記事を書いても、商品は貼らない
- 筋トレ記事を書いても、グッズは売らない
- ピアノの記事を書いても、個別レッスンの受付ページはない
- プログラミング記事を書いて、プログラミングスクールを紹介しない
- オンライン配信で塾経営をする方法を解説して、ノウハウは販売しない
- オンライン就活のコツを解説して、オンライン就活のサービスはもってない など。
上記をすると、「稼げないサイト」が完成します。
なので、商品を売らないオピニオン記事(意見記事)を量産しても、稼げないんですね。
逆に、オピニオン記事でも、商品購買に結びつけるサイト設計があれば問題なしです。
なので、個人だったら自分の商品を作るかアフィリエイト案件を探す。
法人だったら会社のサービスを紹介する。あるいは、新サービスを開発する必要があります。
WEBマーケティングはシンプルです。
なので、このブログも、もっとゴリゴリに商品を売れば、利益が伸びます。
ですが、このサイト、というか僕はぜんぜんアフィリエイトをしていません。
理由をここから解説します。
なお、ブログにおけるWEBマーケティングで重要なポイントを「ブログはマーケティングを考えないと収益伸びません【過去の僕へ】」にて書きました。こちらも別タブで開いて読んでほしいです。
ゴリゴリのアフィリサイトは嫌われるから
相手も人間なので、ステマレビューばっかりでモノを売りつける気が伝わってくるサイトって嫌なんですよ。
たとえば、あなたが家電量販店に行ったとします。
その際に、たいして買う気がないのに無理やり洗濯機を営業マンに売られたらそのお店嫌いになりますよね?
これと同じことがブログにも当てはまります。
なので、まずは商品を売らなくていいから、関係性構築が大切だと思うわけです。
お客さんもほどよい距離感にいれば、欲しかったら勝手に置いてある商品を買うでしょう。
そのような、「購買意識のあるお客さん」にだけ、商品をセールストークしたらOK。
僕はその距離感を意識して、ブログを運営しています。
ブログでオピニオン記事を書くメリット
オピニオン記事は、その人の価値観が伝わるという利点もあります。
悲報:フォロワー数/実績のない人は興味をもってもらえない
「今日カレー食べてきた!プレーンナンよりも、チーズナンのほうがおいしい!」というブログ記事を書くとします。
このとき、あなたが川口春菜(女優)だったらみられるでしょう。
ですが、悲しき現実として、フォロワー数100人の会社員だったとしたら、せっかくその記事をかいてもほとんどの人は興味をもってくれません。
解決策:まずは価値提供し、関係構築
解決策としては、あなたが何らかのジャンルにおいて、ブログなりSNSで有益情報を発信します。
まずは個性を消して有益情報の提供に徹するのがコツで、するとフォロワーなり影響力が増えていきます。
そのあとだったら、あなたの日常に興味をもってくれる人も増えていくと思います。
つまり、関係性構築が最優先です。
関係構築ができたら、オピニオン記事は機能する
理由は、価値観が伝わるからです。
価値観が伝われば、「もっとこの人と仲良くなりたい」あるいは、「この人とはあわない」がはっきりわかります。
そして、おそらくはあなたの記事を開いてくれる時点で前者だと思うので、オピニオン記事でさらなるファン化が図れます。
僕が過去に書いたオピニオン記事
普段から僕のTwitterなり、YouTube、このブログなどを見てくださっている方だと、下記のようなオピニオン記事に興味をもつ可能性があります。
さらに、もしかしたら、僕のことをすこしだけ好きになってくださるかもです。
全部が全部ノウハウ系の記事だと、サイトはちょっとつまらないです。特に、個人ブログ。
ノウハウ系の記事の例
オピニオン記事の例
それぞれ、上記のようなイメージです。
オピニオン記事はタイミングと量が大切
というわけで、そろそろ記事を締めようと思います。
まとめると、「オピニオン記事はタイミングと量が大切だよ〜」という感じです。
- 関係構築してないのに書いても→読まれない
- オピニオンばかり書いて、ノウハウがなかったら→興味もたない
- オピニオンばかり書いて、収益導線がなかったら→稼げない
- ノウハウ記事ばかりで、個性のない個人ブログ→つまらない
まとめると、上記のとおりです。
最後に余談:企業アカウントのSNS運用について
企業アカウントが基本SNSでウケないのは、それが企業だからではないです。
そう思っていたら、思考停止すぎます。
そうではなく、シンプルに読者にとって面白くないからです。
- 自社サービスの宣伝
- 新商品の紹介
- 自社ブログの記事
- 社長の紹介
- いかに自社がすごいか
上記のような発信になると思うのですが、それって「私の話聞いて?」と自分の話しかしない人に近いです。
そうではなくて、もっと相手目線になる必要があります。
内輪ネタは、関係者にしかウケません。
- 世の中の人は今どんなことに興味があるのか
- 誰と絡んだら面白いのか
- 世の中に影響を与えている社員はいるのか
- 今の不景気に対して、どんな社会貢献ができるのか
コロナが流行っていたら、エイプリルフールでコロナ観戦のガセネタを企業アカウントがするのではなく、今日からできる対策を図解にしてツイートしてもいいんです。
もっと、相手に目線をうつすと、めぐりめぐって自社サービスにも興味持ってもらえると思いますよ。
最後に:企業アカウントでフォロワーを関係性を築けてるアカウントの例
シャープの公式アカウント。
正直ぶっ飛びすぎてる感もありますが、ここまで徹底したユーザー目線だと、フォロワーはシャープの商品を買いたくなるはずです。
こういう時にモノを売る行為について、こんな時にまで広告する意味について、じっと考えている。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) April 17, 2020
オピニオンだけど、世間の心情に寄り添っていると思います。
積極的に新しいスマホを買いに行くというような状況ではないですが、初の5Gスマホ AQUOS R5G はどのキャリアで買っても、5000円相当のバックがありますので。もちろんオンライン購入もOKです。 https://t.co/eBvd9abPHo
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) April 17, 2020
とはいえ、宣伝もします。
フォロワーを増やしたからこそ、自社商品の宣伝も効果がありますよね。
記事が脱線してきたので、そろそろ記事を終えますね。
企業のSNS運用に関しては、また知見がたまったら共有します。
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